ヘルシーベジタリアン

健康改善のためのベジタリアンダイエット志向へ。

40年にわたり、オーガニック&ナチュラル製品そして健全なベジタリアンライフスタイルを提唱する事により、ダウントゥアースはハワイの人々の健康改善に力を注いできています。

根拠に基く調査の結果では、ベジタリアンダイエットは虚血性心疾患による死亡のリスクを減らす事が報告されています。また、ベジタリアンは非ベジタリアンダイエットと比べ、LDLコレステロール値(底比重リポたんぱく質)と血圧を下げ、高血圧および2型糖尿病のリスクも低下させるとされています。さらに、ベジタリアンは肥満度指数そしてがんになる確率も低いとされています。
- アメリカ栄養士会の意見報告書

健康分野の主要権威者達は、ベジタリアンになる事は自分自身そして家族に出来る最良なことの一つだと提唱しています。ヘリシーベジタリアンダイエットは生涯のあなたの健康を支え、多くの病気、例えば我が国三大疾患:心臓病、がん、脳卒中を予防する事と言われています。アメリカ栄養士会によるとベジタリアンは“虚血性心疾患による死亡率の低下;…血中コレステロール値の低下、血圧の低下そして高血圧、2型糖尿病、前立腺がんと結腸がん発生率のリスクを低下させ、” ベジタリアンは肉食の人たちと比べ、肥満の比率が低い傾向にあります(注1)。 正しいベジタリアンダイエットは私たちが必要な全ての栄養素を摂ることができると同時に、全ての飽和脂肪、コレステロール、動物の肉や卵に含まれる汚染物質を排除することができます。

研究によると、ベジタリアンは心臓病を発症する可能性が50%低くなるのに対し、肉食はがんになる確率が40%高くなります(注2、3)。さらに肉食はビーガンよりも肥満になる可能性が高い傾向があります(注5)。

肉ではなく植物性食品から栄養を摂取して育った子供たちは、健康面において沢山のメリットがあり、肥満問題、糖尿病、高血圧および何らかのがんが発症する比率の低下があげられます。
- ベンジャミン・スポック
総合診療医

肉を食べることと、骨粗鬆症、アルツハイマー病、喘息、男性勃起不全には強い関連があります。また、科学者たちによると、ベジタリアンは肉食の人よりも強い免疫力を持つことを発見しました。これはインフルエンザの様な日常病にかかりにくい事を意味します(注7)。また、ベジタリアンとビーガンの人は肉食の人と比べて平均6〜10年長生きする傾向があります(注8)。

野菜中心の食事は子供達にとっても最高の食事となります。研究によると、他のクラスメートに比べてベジタリアンの子供達は身長やIQが高く、長期的に見ると心臓病、肥満、糖尿病そして他の病気になるリスクを低下させることができます(注10、11)。また他の研究によると、ベジタリアンダイエットまたはビーガンダイエットに切り替えた高齢者でさえ、多くの慢性病を予防したり、進行を逆転させることさえも出来ることが明らかになっています。

高タンパク質神話

ベジタリアンダイエットに切り替える上での大きな懸念のひとつは、十分なタンパク質を摂取できるのかという事にあります。実際、人間の栄養は自然界に生息する沢山の野菜、果物、穀物、豆類、酪農製品から摂取できるので肉を食べる必要はないのです。高たんぱく質神話についての詳細についてはこちらから

参考文献:http://features.peta.org/how-to-go-vegan/(外部リンク)

注1:Ann Mangels, Virginia Messina, and Vesanto Melina, "Position of the American Dietetic Association and Dietitians of Canada: Vegetarian Diets," Journal of the American Dietetic Association, Jun. 2003, pp. 748-65.

注2:Neal Barnard, M.D., The Power of Your Plate, Book Publishing Co.: Summertown, Tenn., 1990, p. 26.

注3:Elizabeth Somer, "Eating Meat: A Little Doesn't Hurt," WebMD, 1999.

注4:Neal Barnard, M.D., The Power of Your Plate, Book Publishing Co.: Summertown, Tenn., 1990, p. 26.

注5:John Robbins, The Food Revolution, Conari Press: Boston, 2001, p. 58.

注6:Neal Barnard, M.D., "Doctor in the House," PETA's Animal Times, Fall 2004, p. 7.

注7:Physicians Committee for Responsible Medicine with Amy Lanou, Healthy Eating for Life for Children, New York: John Wiley and Sons, 2002, p. 49.

注8:Robbins, p. 14.

注9:Benjamin Spock, M.D., Dr. Spock's Baby and Child Care: Seventh Edition, New York: Pocket Books, 1998, p. 333.

注10:Charles Attwood, M.D., Dr. Attwood's Low-Fat Prescription for Kids, New York: Penguin Books, 1995, p. 84.

注11:Robbins, p. 85.